ConoHa VPSで新規サーバーを立ち上げる
1,はじめに
本稿は、ConoHa VPSで新規サーバーを立ち上げる方法を記載する。
という体裁とった自分用の備忘録。
2,手順
(0)前提条件
- ConoHa VPSのアカウントを作成済みのこと
- 異常事態発生時にパニックにならない胆力を持つこと(嘘)
(1)ダッシュボードを表示
「サーバー追加」をクリックする。
(2)サーバーの仕様を選択する
(A)仮想マシンの性能
今回は、ConoHa VPSのメモリ1GB、CPU 2 Coreの仮想マシンを選択した。
多様な選択肢が用意されている。
実は今回の使用用途では、メモリ512MBのCPU 1 Coreのスペックでも問題はないのだが・・・
(B)基本ソフトを選択する
上記手順で仮想マシンの性能を選択した。
次は、仮想マシン上で稼働させる基本ソフト(OS)の選択を行う。
ここは、Ubuntu派、Debian派、CentOS派やFreeBSD派などの争いがある。
こうした争いは、システムを使用して何を実現したいか、という観点から、どの基本ソフトウェアを選ぶことが最適であるか、という点で解決をする事ができる。
今回は、システムを手抜き運用でも回すことが出来る、という点を重視している。
それを踏まえて各種の基本ソフトウェアを検討したい。
例えば、ある意味では、Arch等はとても良いLinuxのディストリビューションである。
しかし、CentOSやUbuntuのように一般的に使用されていないため、資料の少なさという問題点がある(もちろん、すべての課題は解決されるためにあるのだから、自力解決を執行すべき、という意見は妥当とも思われる)。
この資料の少なさ、というのは意外と厄介なことである。
例えば、何かを使用と思った際に導入手順や運用手順がないため、自力でそこも含めて対応する必要が出てくる。
また、構築時に持っていた知識は数週間もすれば忘れるものである。
そのため、問題発生時に知識の欠損により対処が遅れることが想定できる。
しかし、ドキュメントが整備されているUbuntuやCentOSの場合、対応が早く済むといえる。
他方で、FreeBSDは使用者に、くいなちゃんさん( @kuina_ch )がいらっしゃるため、一般人が使用してはならない(もちろん、くいなちゃんさんを倒すために、FreeBSDに挑戦する方がいらっしゃる場合、わたくしは止めませんヨ)。
以上のことから、通常人がサーバの基本ソフトウェアとして選択するべきは、UbuntuかCentOSであるといえる。
そこで、私はDebianを選ぶ。
は?言っている事(UbuntuやCentOS)と違うじゃないかって?
使いたい道具を使うんだよ。
(3)オプションを選択する
仮想マシン作成時のオプションとして、SSHキーの選択を行った。
これは、作成済みのと共通化を図るためのものである(セキュリティ的には別々にした方がよいともいえるが、管理が面倒臭いので共通化した)。
(4)仮想マシンの作成が完了する
仮想マシンの作成が完了すると、ConoHa VPSのダッシュボード画面に下記のような通知が表示される。
そして、サーバー一覧に新規構築したサーバーが追加される。
3,まとめ
ConoHa VPSでのサーバーの追加は上記の手順で比較的容易に実行することができる。
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