2019年を振り返って
0,目次
- はじめに
- 2019年を振り返って
- 仕事
- プライベート
- 2020年は何をするか
1,はじめに
今日は2019年の最終日です。
振り返ると様々なことが今年はありました。
そんなことを思い出しながら、徒然なるままに、思いつくことを書こうと思う。
2,2019年を振り返って
(1)仕事
社会人2年目としてアサインされたシステムや開発言語、業務知識の習得を中心に実施した。
SIerはExcelでの作業が多いというTwitter話はよく聞くと思うが、実際多い。
①資料を作成し、②説明し、③承認を得て、④作業を実施する。
思いついたことを試して確認して、というようなことは原則としてできない。
事前に計画し、承認を得て、作業計画通りに執行する。
エンジニアとしての成長よりも、会社員としてのノウハウを身に付けたと思う。
今年の前半は改元対応でSIerの仕事の進め方の一部を学んだ。
それは、すなわちウォーターフォールモデルの開発方針である。
改元対応と聞いて、コードを直したんだなという印象をもたれるかもしれない。
確かに、コードの修正はメインではあるが、
それと同時に、修正対象を確定する調査フェーズの重要性を特に感じた。
システムが巨大であればこそ、最初の段階で明確に作業対象を確定させ、そこを軸に計画を立てる。
そうすることで、パニックになったり、対処不能に陥ることを防ぐ。
仕事をするまで、WBSの重要性をわかっていなかった。
案件の全タスクを事前に定義することで、リスクや未検討事項の炙り出しができる。
特に、顧客との調整事項など、マイルストーンになる時期を確実に外さない仕事の進め方を上司から学んだ。
また、WBSでタスクの洗い出しができていると、遅延が発生した際に、どこのタスクをずらせるかなどが明確になる。
すると、プロジェクト全体としてどこを動かせるか、どこを早めないといけないのか、全体像を掴んで仕事が進められる(らしい)。
現在に至るまで、改元関連でシステム障害は発生していない。
今も作成した西暦・和暦変換モジュールや改修箇所が正常に動いている。
改元対応後は開発から運用の業務へと中心業務がシフトした。
運用という役割について、個人開発をしていた時は意識が向いていなかった。
システムを作成した開発者が、そのプログラムを動かすにあたり必要なことは全てこなせば良いと考えていた。
システム運用という仕事について、イメージできるだろうか。
例えば、このsysrigar.comであれば、以下のようなシステム運用を行っている。
- OSやモジュールなどのパッチが公開された場合、それを適用する。
- SSL証明書について期限内に更新する。
- ドメインの更新を行う。
- VPSサービスへ入金する。
- 定期的に各サーバーのスナップショットを作成し保存する。
- 定期的に各サーバーを再起動する。
- 新しく何かを構築した場合、メモを残す。
上記は一例であるが、システムは作って終わりではない。
長く安定的に稼働し続けることが重要である。
その永続性を担保する仕事として、運用業務が存在する。
個人での開発などを行っていると、本当にこの運用という目線が持ち辛い。
今も、作った人が最後まで面倒が見切れるのが一番良いと思う。
だが、作った人がずっとそれに関われるわけでもないし、作業内容での区別は必要なのだろう。
過去の資料の重要性はこれまでも感じていたが、
運用側の仕事をすることで、
コードを読んだ場合や実機を調査した場合に理解に30分かかる内容を、
5分でわかるように資料化することの重要性が身に染みた。
来年度は別なプロジェクトにアサインされるため、私に仕事の仕方などを教えてくれた・・・?プロジェクトから離れる事になる。
この経験を基礎として、更に次を行っていきたい。
(2)プライベート
「コンビニ人間」という小説をご存知だろうか。
主人公は人生に強い目標や関心事を持たない。
ひたすら「役割」を執行する。
私は、この小説の主人公と似ているところがあると感じる。
とはいえ、そんなロボットのような私ですが(大学の後輩から実際に言われたことがある)、多少変化もしている。
最近だとポケモンのゲームを買ったことなどは従来の自分には見られない行動だと感じている。
Nintendo Switchでポケモンの新作が発売された。
このゲームで結構遊んでいる(もう確か50時間は遊んでいる)。
(最近はPS4で遊んでいるのでやってはいないのが・・・)
そう、最近PS4を買ったのだ。そしてそれで遊んでいる。
昔の自分ならゲームするエネルギーやそれに回す時間がもったいないと考えていた。
ポケモンの新作自体、元々買う予定はなかった(いうまでもなくPS4も)。
かつてドストエフスキーは人間は何にでも慣れてしまう生き物だと述べた。
それは、どんな悪質な状況であっても人間はそれに適応するから、ということだろう。
適応の背後にはその人の変化があるのであり、人間は無限に変化できるのだろう。
たとえ善意の存在であったとしても、無限の悪を為す可能性を持つ存在として人間を捉える見方が存在する。
なんか懐かしい。
話は変わるが、ようやくセキュリティスペシャリストに合格できた。
高校生の時に目標とした試験だが、長い時間がかかった。
過去に取ると宣言したのだから、まぁ取るしかないよね。
あー・・・昔の自分が送ったメールとか読みたくない。
クッソはずかし・・・
3,2020年は何をするか
さて、2020年は何をしようか。
もう一度、法律をフルにやりたい感はある。
面白い世界だからね(万人にはお勧めしない)。
各種の新しい技術について力を付けてみるのもいいだろう。
何をしようか。
何をしようかって迷っていないで、手を付けてみるのが一番だろうな、きっと。
さて、何をしようか・・・
そんなことを考えていたら、年が変わりました。
Happy New year !
Wellcome 2020 world !
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