倉庫業法とITベンチャー
1,はじめに
TBS社が放送している「がっちりマンデー」の2018年4月1日放送において、空きスペースを借りたい人と、スペースを貸したい人とをマッチングさせるサービスが取り上げられた。
そのサービスは「モノオク」と呼ばれるものである。
このサービスは、自宅の一室等の空きスペースがある人がホストとして登録し、その空き部屋等を利用したい人がユーザーとして、それを対価を払い使用するためのマッチングを行うものである。
このサービスが個人的に面白いと思ったので気になったことと、それに対する私見を今回書く事にした。
あくまでも、これは、私個人の私見であり、内容の正確性を担保できない事を念頭にお読みください。
Osushiと資金決済法上の資金移動業に関する私見
1,はじめに
昨日(2018/2/1)、OsushiというWebサービスが発想はとても良いのに、その技術的実装がずさんなものであったため、Twitter上にいる技術者のおもちゃにされる事案が発生した。
そして、この、Osushiは、利用者間での少額の金銭取引を仲介する、というサービスを実施するものである。
こうした、決済事務のIT化に関する法規制は、フィンテック等の金融取引の仕組み自体の変革や、従前見られなかったIT関連技術の取り込みを通じて、金融の将来を大きく変えていくという可能性のある技術が既存の社会システムを改善していく上で、障害となり得るものであるため、決済事務にかかる法規制について関心を持ち、本稿を書いた。
あくまでも、これは、私個人の私見であり、内容の正確性を担保できない事を念頭にお読みください。
私見 ー喫茶店類似事業についてー
2017/10/25
私見
―喫茶店類似事業について―
jskny
I はじめに
1 注意点
本稿は、昨日相談を受けた件に関する私なりの回答である。本稿の内容には注意を払い作成しているが、その正確性を担保しきれない点だけは留意してほしい。
2 概要
本稿は、喫茶店類似事業を営む上で問題となりうる法規制ついて根拠規定等を記載し、それなりに役に立つかもしれないと考える。
しっかり読もうと思うと15分くらいかかると思われるため、元気な時に読んでください(1分600文字として、約8500文字であるため、約15分前後はかかるはずです)。
ゼミ合宿の思い出 その4
少し間が空いてしまいましたが、ゼミ合宿の思い出シリーズの続きです。前回は営業の自由についての議論でした。
第3のテーマ:ヘイトスピーチと表現の自由(憲法21条)
第2のテーマも終わり、気が付けば時計は朝の4時を指していた。この時間になってくると人がだんだん各自の部屋へ帰ってゆき、残って授業に参加している人は少なかった。そんな中で始まったのが、ヘイトスピーチを受けた法人がヘイトスピーチをする団体に対して、デモ差し止めの民事訴訟を提起したという事案であった。
ゼミ合宿の思い出 その3
前回の記事の続きです。24時間ぶっ続け憲法授業の第2のテーマについて下記で述べます。
第2のテーマ:旅行業法による登録制と営業の自由(憲法22条)
一区切りがつき、休憩時間となる。すると、先ほどは出席していなかった2名のルームメイトが現れ次のテーマの授業は出るとのことだった。休憩時間も過ぎ、旅行業法による登録制は違憲か否かという内容の授業兼議論が始まる。
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